名医と迷ランナー第1話
更新日:2015年5月4日
健康のために走り出したのに、ふとしたきっかけでレースに参加。
それ以後、距離やタイムを縮める事を目的に走っていませんか?
レースのタイムや距離にこだわり出した時からあなたは「一流アスリート」以上のリスクを背負っていることを自覚しているでしょうか?
「一流アスリート」が自分が持っている能力の80%で走るのと、「市民ランナー」が自分の持っている能力の80%で走るのは、同じことではありません。
仕事や家事をこなしながら、監督、コーチやトレーナー、管理栄養士など専門のスタッフのサポートもなく、タイムや距離にこだわりながら走り続けている「市民ランナー」の方が背負うリスクは大きいのです。
「市民ランナー」が、健康を害するリスクを最小限に抑えて走り続けるには、日々自分自身に最も適した練習計画、フォーム、ストレッチ、筋力トレーニング、食事、睡眠等を考え、迷って、悩んで、答えを出していかなければなりません。
ただ、目的をしっかり持って考え、迷ったり、悩んだりしたその先には「人生を豊かに導く、明日の走り」があります。